
イタリアに住んでいたころ(1997−1999あたり)に働いていた会社に現在勤めるという方から突然
メールが届いた。ローマにあるこの会社は観光客の
集合写真や
ビデオを撮ったり、個人旅行客にアパートを貸したりしているのだが、「コンピューターができる日本人」ということだけで採用していただいた。正直、優良企業とはいいがたく、仕事の内容も「とりあえずイタリアで生活するため」といった感じでキャリアとは全く別のものだった。しかし、この2年間で私が体験したり、学んだり、出会ったりした事・人は本当に貴重で、何者にも変え難い財産となっている。
なにしろ、毎日ローマ中をモトリーノ(小さい原チャリ)に乗って走り回るのは楽しかった!
昨年、この会社の社長が逝去されたという訃報が届いた。
当時一緒に働いていた日本人はほぼ日本にもどってきていて、時々集まって
呑んだりするのだが、この訃報が届いたときはみんな言葉を失った。当時からこの社長のことを良くいう人はいなかったけれど、私達がローマでさせてもらった貴重な経験を思いその引き金になってくれたのが彼かと思うと、なんとも言えない気持ちになったからだと思う。その会社に現在働くという方からのメール。
メールには、社長亡き後少ないスタッフで会社再建のためにがんばっている様子が綴られていた。そして、会社の販促物やHPのデザインを一新するにあたって誰か助けてくれる人はいないかと私を探してくれたらしい。なぜなら、
「私がほぼ10年前に作った諸々を今でも使っていて、みんなそのデザインが好きだから」
だそうだ。
・・・・え、まだ使ってるの(笑)?というか、当時自分がどんなものを作ったのかも覚えていない
。さすがに私が現在パリに住んでいることは予想外だったようだけど(笑)、なにかお手伝いできることがあるならばお力になれれば、と思う。
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