1970年に黒澤フィルム初のカラー作品として制作された作品『どですかでん』。

ゴミの山の中に小屋を立てて暮らすスラムの人々の間を、自分が電車の運転手だと思い込んでいる知恵遅れの六ちゃんが架空の電車(パントマイム?)に乗って走り抜けてゆく。
どですかでん、は六ちゃんが電車を走らす際に使っている擬音。
息子の回復を祈って狂ったようにお経を唱える母。
周りの子供たちに「電車ばか!」と石を投げられても気にせず電車を走らせる六ちゃん。
映画はこんな風に始まる。
黒澤初のカラー作品ということでどんなものか興味津々に観たのだが、いい意味で裏切られた。
スゴイ!ヤバイ!感激!
決していいことなんておきやしないスラムでの生活。
だけど生きる、たくましく。
見ていて辛くなるようなエピソードだらけだけど、逆に、人間とはこういうものだなという気にさせられる。
話の内容もすごいけど、驚くべきはその色使い。
とってもサイケデリック。
日本のDVDにも入っているかわからないけど、私が見た仏版のDVDには当時のスタッフや、ご子息のインタビュー映像が特典されていて、それもまた興味深かった。
『赤ひげ』以来、5年ぶりの作品だったのにもかかわらず、興行的には全く成功せず、自殺未遂までした監督。
このサイケデリック加減は当時受け入れづらかったかもしれない。でも見るべき作品。
原作は山本周五郎の「季節のない街」。ぜひ読んでみたい。

ゴミの山の中に小屋を立てて暮らすスラムの人々の間を、自分が電車の運転手だと思い込んでいる知恵遅れの六ちゃんが架空の電車(パントマイム?)に乗って走り抜けてゆく。
どですかでん、は六ちゃんが電車を走らす際に使っている擬音。
息子の回復を祈って狂ったようにお経を唱える母。
周りの子供たちに「電車ばか!」と石を投げられても気にせず電車を走らせる六ちゃん。
映画はこんな風に始まる。
黒澤初のカラー作品ということでどんなものか興味津々に観たのだが、いい意味で裏切られた。
スゴイ!ヤバイ!感激!
決していいことなんておきやしないスラムでの生活。
だけど生きる、たくましく。
見ていて辛くなるようなエピソードだらけだけど、逆に、人間とはこういうものだなという気にさせられる。
話の内容もすごいけど、驚くべきはその色使い。
とってもサイケデリック。
日本のDVDにも入っているかわからないけど、私が見た仏版のDVDには当時のスタッフや、ご子息のインタビュー映像が特典されていて、それもまた興味深かった。
『赤ひげ』以来、5年ぶりの作品だったのにもかかわらず、興行的には全く成功せず、自殺未遂までした監督。
このサイケデリック加減は当時受け入れづらかったかもしれない。でも見るべき作品。
原作は山本周五郎の「季節のない街」。ぜひ読んでみたい。
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